プロジェクターの選び方

会議用プロジェクターのおすすめモデルを紹介

20名程度の会議室で使用する場合、常設と持ち運びの2通りの運用が考えられます。常設で設置する場合は、明るくランプ交換が不要なレーザー光源のモデルがおすすめです。メンテナンスの手間がかからないため、管理が楽になります。常設でなく持ち運び運用をする場合は、軽量で明るいプロジェクターが便利です。

会議室では照明をつけたまま使用するため、4000ルーメン以上の明るさを持つモデルを選ぶようにしましょう。超短焦点プロジェクターは、至近距離から大画面を投影できるため、狭いスペースでも使い勝手が非常に優れています。また、専用のスクリーンがなくても、白い壁に映して使用できる点も大きなメリットです。

出張や外出先のミーティングに便利なプロジェクター

出張や外出先のミーティングには、軽量で持ち運びが容易なプロジェクターがおすすめです。コンパクトなモデルは、バッグに入れて手軽に持ち運ぶことができます。ただし、コンパクトなモバイルタイプは、据え置き型と比較して明るさが犠牲になりがちです。どのような会議室でも使いやすいように、焦点距離が短い超短焦点や短焦点タイプを選ぶと良いでしょう。投写距離が短いため、限られたスペースでもスムーズにセッティングができます。

大学研究室やゼミにおすすめのプロジェクター

大学の研究室やゼミでは、少人数のミーティングや学生の発表でプロジェクターを活用する機会が多くあります。この場合、研究室や教室の白壁をそのままスクリーンとして使える超短焦点・短焦点プロジェクターが非常に便利です。極端に投写距離が短いため、限られたスペースでも大画面を映し出せます。

超短焦点モデルは、発表者の人影が画面に映り込むことがなく、スムーズに進行できます。また、軽量なため、持ち運びも容易な点が大きな魅力です。小脇に抱えて移動できる小型モデルであれば、ゼミや研究室間での移動も簡単に行えます。

一人暮らしの部屋に最適なプロジェクターの性能と見方

一人暮らしの部屋でプロジェクターを使う場合、まずは部屋の大きさを考慮してタイプを選びましょう。省スペースで設置できるコンパクトモデルがおすすめです。使わないときは棚などに収納しておけるため、部屋の圧迫感を軽減できます。もし投影距離が確保できない場合は、短い距離で大画面を映せる短焦点モデルを検討してください。ワンルームでも大迫力の映像を楽しめます。

また、昼間や明るい時間帯に使うことが多いなら、輝度が3,000ルーメン以上のモデルを選ぶと、カーテンを閉めなくても映像がきれいに見えます。夜間の使用がメインであれば、1,500ルーメン以上を目安にするとよいでしょう。さらに、NetflixやYouTubeなどの動画配信サービスを楽しみたい場合は、Android TVなどのOSを搭載しているモデルを選ぶと、Wi-Fiに接続するだけでアプリから直接コンテンツを視聴できます。